今年でようやく人と成ったのですが、そんなものはなんの祝福でもないしされたいとも思わなかったので式には行かず、それでも道化を演じていた玉乗りピエロだった自分の惨めったらしく醜い過去を清算したくて式の後の二次会のようなものには参加しました。今でも随分な醜女なのは重々承知で自覚していますが、あのピエロ時代よりはマシになっているかもという、まあ浅はかで馬鹿で他人を見下すことしか能がない私の見苦しい下心を持って行きました。

結果、案の定綺麗に「なったね」と沢山言われました、唯一昔から仲良くしてくれていて元から美人な友達に「〇〇は元から綺麗なんだよ!」と言われた気もします。でもその言葉すらも惨めさを早速させるものでしかなかった、ごめんね。「相変わらず綺麗だね」でもなく「綺麗だね」ですらなく、私に向かって吐き出された言葉は「綺麗に なったね 」でした。デリカシーのないゴミからは口の片端をあげたいかにもこちらを見下した顔を向けられ「整形した?」とも言われました。結局三次会の何も変わらないクソつまんない奴らのクソつまんないゲームにまで付き合いシラフのままその場を後にしました。その後私がなんと言われていたのかは想像しようと思えばできますがしたくもありません。

私は自分なりに努力をしたつもりでした、本当に浅はかでした、帰り道残ったのは惨めさと不甲斐なさでした。バカはバカのままでしたしブスもチビもデブもそのままでした、わたしはお前らより努力をしたのに、ずっとずっと戦ってきたのに、お前らにかけられた呪いにずっと苛まれてきたのに、死ねばいいのに。後日その日を境に仲良くなった人達が毎週のように楽しそうにお酒を飲んでるストーリーがアップされるのを私は精神薬を飲みながら見ています。

なにも変わりませんでした、容姿を少しマシにしたところで玉乗りピエロは玉から落下して無様さがマシただけだったらしいです。数年前に決まってしまったスクールカーストは一生続くらしいです。過去はやはり清算などされないようです。

おしまい。